このレビューはネタバレを含みます
あのパクチャヌク最新作ということで鑑賞。
一部、二部と場面が変わる度に驚きの連続。オールドボーイが胸くそ悪かったので期待してなかったけど、三部は爽快で良かった。
お嬢さんが予想に反し、いろんな意味で強い人なのがいい。地下室で本を破るシーン〜夜更けに走るシーンが好き。すべてが騙し合いの中であの二人の愛だけは純粋なものなんだと思うと、音楽も美しさも手伝って泣ける。
お嬢さんの衣装はじめ色彩がきれい。R18要素も言葉は汚いが下品なエロではなく、美しいものになっているので文学・芸術作品のよう。
近くで上映している所がなかったけど、映画館で観たかった…!
俳優さん達があれだけ日本語頑張っててすごいのだけど、やっぱり聞き取りづらいので字幕があれば☆5。