ようやく見れました。
(2017年に見逃したシリーズ)
いやはや、噂に聞いていた通りの最上級のエログロサスペンスでした。
エログロというか、エロエロですねw
エロエロサスペンスです、はい。
とにかく濃密さが桁違いです。
全く感情移入できないのになぜか感動してる自分がいるんです。
映像作品としての正攻さと、内容の破廉恥さと、それに対してのメッセージ性の無さという絶妙なアンバランスが最高に面白い。
シーン転換の映像と音(音楽、効果音、セリフ)の繋ぎ方のアイディアがめちゃくちゃ豊富でディズニーアニメも顔負けのテンポ感。
日活ロマンポルノ100本分の濡れ場を集めて濃縮還元したような、重厚でねっとりとした熱い熱い性表現。
(正統派?の百合映画では、『アデル〜ブルーは熱い色〜』以来の傑作かな)
金と女に目が眩む男の欲情を嘲笑うかのように、悉く踏み潰していく二人の女の結託。
とにかく最高のエンタメですね。
珠子役のキム・テリちゃんは1500倍のオーディションを勝ち上がって本作でデビューとのことだけど、それでこれかよ!!!
この子天才なんじゃないの!?
映画作りなんて、ちょっとやり過ぎくらいがちょうど良いよなとか思ってましたけど、今までの考え方は全然ヌルかったです。
これだけやり過ぎな方が面白いすわ!
4つの鈴が、あぁ…
にしても、カタコトの日本語が違和感ありすぎて笑えましたww
(p.s. またTSUTAYA延滞しちまったチクショウ!!! (でも延滞してまで見た甲斐はあった))