アカデミー外国語映画賞受賞もあり、観る前の期待が高すぎたせいかイマイチ。
共に小さな劇団に所属する俳優同士の夫婦。
ふたりは劇作家アーサー・ミラーの戯曲『セールスマンの死』の舞台に出演していた。
教師として教壇にも立つ夫が家を空けた隙に引っ越ししたばかりの家に侵入者が押し入り妻が乱暴されてしまう。
その日を境に夫婦生活は一変してしまう・・・
同じファルハディ監督なら前作「ある過去の行方」「別離」の方が全然良かった。
この監督の作品はラストに驚愕させてくれるのだが、本作はやや弱い。
お国柄なのか？文化の違いなのか？
いや、違うな。そんなの関係ない。
しかし巧みな構成、演出力はさすが。
オープニングシーンのこの『何？何？感』嫌いじゃない。
2017年 6月14日
Bunkamura ル・シネマ theater 1
💺150席
客入り ほぼ満席。
ファルハディ監督のもうひとつのアカデミー賞受賞作「別離」もこのミニシアターにて鑑賞。
あの時はロビーが大混雑の大盛況でした。
