確か今年のアカデミー賞で絡んだ気がして何の予備知識なしで鑑賞。
最初15分くらいまで退屈でちょいと眠気に襲われたが、話しが動き出したら眠気などぶっ飛んで面白さが加速していった。
多分主人公が演じる演劇「セールズマンの死」と、この映画で起きる出来事が上手に重ねあう気がして、脚本と映画構図が実に上手いなと思った。
あと国の実像がいまいち見えてこないイランという国の日常が映画を通じて垣間見れて良かった。
しかし肝心な「セールズマンの死」について子供の頃、背伸びしてテレビで見た(確かダスティン・ホフマンがハゲで出た)微かな記憶しかなく、
映画鑑賞の前に「セールズマンの死」のあらすじを見ておくべきだった。