住んでいた家の壁が倒壊して突如引っ越すことになったエテサミ夫婦。しかし引っ越したばかりの家で妻が何者かに襲われてしまい…
『別離』『ある過去の行方』の名匠
!!アスガー･ファルハティ監督!!
によるサスペンスドラマ。
2016年カンヌ国際映画祭で男優賞と脚本賞を受賞！
イランの映画ってどんなもんやってことで鑑賞。
起きてしまった事件、すれ違う夫婦
怖いもの見たさで見てみたイラン映画だが、面白い。
一つの事件をキッカケにすれ違う夫婦の心情を緻密に描くドラマ。
そもそもイランという国の文化も背景も知らないので映像として見れることに価値を感じる。
それは今作の中身とは関係ないので置いておくとして、単純に脚本の展開が引き込まれて面白い。
事件を表沙汰にしたくない妻と犯人を見つけたい夫…絶妙ですねぇ。
キャストはもちろん知らず。
ただ主役のシャハブ･ホセイニは同監督の『別離』にも出演していたのでお気に入りなのかな？
この旦那さんは悪いやつじゃないんだけどなぁ
妻役もきれいでした。
あとあのおじいちゃんの悲壮感がすごいです。
すれ違う夫婦が向かう結末はご自分でご確認頂きたい。
初のイラン映画。やはり面白さに国境はないですね。
違うのも見てみよう！
イラン映画を見てみたい方、カンヌ系の映画が好きな方、そして監督の名前の発音よくわからない方にはオススメの作品。
