イラン映画の美しさはたまらんのだが、これはまた別の意味で興味深い映画だった
これだけイランとアメリカの対立が叫ばれる中、イランでも西洋の演劇をする夫婦の話
いつも思うが中東、ムスリムの文化に慣れないと分かりずらいのがありそうなのに違和感なく入ってくるのはどこに住もうと「人」と言うのはこういうもの、みたいなものを上手く抽出してあるからなのだろうか
それでもその中にイランムスリム文化が垣間見えていい
私自身がムスリムに対してあまりいい印象がないので、おじいさんの話自体が自分の都合の良いように嘘と本当を上手く混ぜ合わせているのではないかという懐疑心にかられる
そういうところも計算済みの演出なのかな
やはり心理描写が上手い
イラン映画ええなぁ