カレン

セールスマンのカレンのレビュー・感想・評価

セールスマン(2016年製作の映画)
4.0
アカデミー賞、外国映画部門受賞作品

イラン映画ということで、とても興味をそそられました。
先に皆さんのレビューを読んで、重たい内容だと覚悟して観賞。

男尊女卑と言われているイスラム圏だが、夫婦のあり方はどこも同じなんだなという感想を持ちました。

あってはならないことが妻の身に起きたとき、復讐を考えるが、かろうじて自制している夫。
対して妻はなるべく表ざたにはしたくない。
わかる、わかる。
二人は苦悩しつつ夫婦関係はギクシャク。
しかし、結構夫は妻を労りつつ優しいんじゃないか?

それでも物語が進むにつれ、やはりやりきれなさが募る。
どうにも割りきれない。

犯人の置かれた立場の描きかたがこの映画の大きな要素であり、又それが非常に悔しい思いにさせる要因でもあると思いました。
とにかく色んな感じかたができる、とても奥が深い映画だと思います。

妻役の女優さん、とても美しいかたでした。