セールスマンの作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「セールスマン」に投稿された感想・評価

matsunikki

matsunikkiの感想・評価

3.5
この映画の中では完全な悪も正義もなくて、真相を明かそうとする正義が悪と紙一重のような。なかなかラストはイヤな終わり方だった。
私が妻だったらこの夫とは別れるだろう。
一生懸命頑張って妻を支えていこうとしてるんだけど、やり方が違うんだろうな。結局自分だけが満足して、誰も幸せにはなれないやり方。

この監督の映画を3本観たけど、どれも重いし、好きな映画とは思わないけど見せ方が上手いというかストーリーの運びが上手いから、最後まで飽きずに観てしまうのは手腕なんだと思う。世界各国で評価されるのも分かるし、玄人受けするんだと思う。
でも私はやっぱり単純なアメリカのコメディとかの方が好きかな。129
hachi

hachiの感想・評価

3.6
もうなかなか後味の悪い。。
あそこでああしなければ、あそこでやめておけば、みたいなことを考えてしまい身につまされるというか、我が身を振り返ってしまった。
ジーナ

ジーナの感想・評価

4.5
人生で初のイラン映画。
イランには貧しい・危ないといったネガティヴなイメージしかなかった為、僕らとそれほど変わらない生活ぶりに驚かされました。

スクリーンに飲み込まれるかのようなダイナミックな映像も衝撃的で、カメラアングルにも躍動感があり、喜怒哀楽さまざまな表情の捉え方が絶妙に上手い。

妻を襲われた夫が犯人を捕まえようと躍起になるのに対し、妻は事件を忘れようとしている。
その二人が段々とすれ違う模様とその会話に胸が痛くなる。

終盤はまさかの展開に発展。
正義とは一体何なのか分からなくなります。
自分が同じ立場に立ったら果たしてどうしていたのか・・・。
日常に潜む善と悪の混沌とした様を存分に味わえる傑作と言えるでしょう!

町山智浩氏の解説を読めば、「セールスマンの死」と内容がシンクロしているのが分かります。

主演二人も美男・美女ですし、イランの街並も綺麗だった。
aoi

aoiの感想・評価

3.5
旦那の行動が無神経で思いやりに欠けて感じるのは私が女だからか。
妻を襲った犯人を探す理由は、傷ついた妻のためなのか、それとも自分(と妻)をこんな状況にした犯人が憎いからか。

犯人探しという現実的解決はしても、心の傷は別の次元にある。
こっちの日常がぐちゃぐちゃにされたのだから、お前の日常もメチャクチャにしてやる!という「目には目を 歯には歯を」の発想は、制裁としては最も殺傷能力が高いと思う。犯人が孤独なイカれサイコパス野郎じゃない限りは。この世は生き地獄ですから。

二人の私生活は淡々としているが、一方夫婦がともに出演する舞台では、互いの心理が役を通して別の角度から浮き彫りになる
…ということを最後エマ(妻)の強く美しい演技で気付かされ、唸りながらのエンドロールだった。

ここまでシリアスだと思ってなかったので、不意打ちで少しこたえた。そして少し難しいからながら見で観る作品ではなかったかな笑
そんな中、子供の前だけ陽気になるエマッドの変わりっぷりとネコ歩き感あるイランの街並みは癒された。


# 272/2018
宗教の考え方による考え方の違いだけど…もどかしい〜!腑に落ちない〜!
国茶

国茶の感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

映画館で見たかったが時間が合わず
レンタル

お爺さんの最後の表情がもう
ものすごくなんとも言えない気持ちになった

俺にはわかりません
本当のことを言っているのか
嘘を言っているのか

本当のことを言っていたなら
妻は あれを自分でやってる自作自演してるってことだ

お爺さんが
俺は嘘をついてない なんでこんな目にって顔してる感じを受けてしまう

心臓マッサージのシーン なんで妻は助けないのか
本当にされたなら分かる
いやわかっちゃダメだけど

されていないなら 罪悪感から絶対に助けるはず
なのに助けずに上に登った
演技を突き通さないといけないからなのか

もー考えたらよくわからない!
面白かったです!
・TSUTAYAで「ミステリー」の棚に分けられる映画はあんまり得意じゃないのかもなあ、と思いながら観たけど、これは面白かった。
・さすがアカデミー賞外国語映画賞受賞作という事なのかもしれない。
・画面の撮り方や時間の流れ方に緊張感があって良かった。
・「緊張感がある」は自分の映画に対する最大の褒め言葉かもしれない。
・部屋の間取り?がすごくいい雰囲気出してるから、アカデミー間取り賞も受賞してるかもしれない。
・でかい猫が出てくる。
空

空の感想・評価

3.2
イラン映画の美しさはたまらんのだが、これはまた別の意味で興味深い映画だった

これだけイランとアメリカの対立が叫ばれる中、イランでも西洋の演劇をする夫婦の話

いつも思うが中東、ムスリムの文化に慣れないと分かりずらいのがありそうなのに違和感なく入ってくるのはどこに住もうと「人」と言うのはこういうもの、みたいなものを上手く抽出してあるからなのだろうか

それでもその中にイランムスリム文化が垣間見えていい

私自身がムスリムに対してあまりいい印象がないので、おじいさんの話自体が自分の都合の良いように嘘と本当を上手く混ぜ合わせているのではないかという懐疑心にかられる
そういうところも計算済みの演出なのかな

やはり心理描写が上手い
イラン映画ええなぁ
みーる

みーるの感想・評価

3.5
話が進むにつれてどんどん引き込まれていって、ラストもまたそこで終わるのかという衝撃…
ジェットコースターのような映画では無いけど、一つの事件をきっかけに夫婦の不和がじわりじわりと大きくなっていく様の描き方が巧み。
おね

おねの感想・評価

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良識ある人間が、悪い出来事に侵食されていく様のやるせなさ。
隣人が怪しいと思ってしまったのは私だけだろうか…。