セールスマンの作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「セールスマン」に投稿された感想・評価

相変わらず突き抜けるものはないのだが、一つ一つの描写がきめ細かい。映画的というより小説的技法で観る側の右脳を刺激してくる。〈セールスマンの死〉という劇中劇を知らなかったので味わいも半減だったとは思うが、それでも標的(セールスマン)を袋小路へ追いつめる緊張感を堪能できた。次は『別離』を観てみたい。
引っ越した先で以前住んでた娼婦の客に妻が襲われ苦悩する夫のお話

「あの晩幾ら置いた?」
tomひで

tomひでの感想・評価

3.0
イラン映画を観る機会は殆どないが、この作品は撮影のクォリティも高く最後まで集中して観させてくれた。

仕事を掛け持ちで舞台俳優もしている夫婦の話なので舞台のシーンが平行して描かれる。舞台俳優夫婦という設定にしたのなら、舞台と現実をもっと絡めた複数構造的な表現があっても面白かったのでは?とも思う。

夫婦のこれからの生活に横たわる重い現実。それに挑むための演技を想像させるラストも印象的だった。

このレビューはネタバレを含みます

キアロスタミがすきだったから、イラン映画の雰囲気味わいたくてみた

この静かな感じがいいんだよなー

劇中劇がわかんなかった、
nico

nicoの感想・評価

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‎『セールスマン』فروشنده
‎おもしろかった〜〜
‎ゆらぐ。脚本どうなってるのよ。
‎端々の描写とかどのように書かれてるのか知りたい。
‎アスガル・ファルハーディー監督は、世界は白黒じゃ割り切れないよって一番刺さるかたちでおしえてくれる。
おくち

おくちの感想・評価

3.8
アスガルファルハディ監督の作品は初見だったのでなかなか理解するのが難しかったけど、アパートの倒壊、ラナが警察への通報を頑なに拒否する訳(姦通罪とな!)、タクシーでの描写(男性優位主義が絡む)、事件発生時の描写や内容を伏せる訳(厳戒な検閲)などさまざまなイランの社会的背景が映し出されているという事を町山さんの解説で理解することができた。

あと、夫婦が公演していた「セールスマンの死」やエマドが授業で見せていた「牛」という映画がこの物語に大きく補足的な要素で関わっていたなんて、、。
これはなんとも奥深い、、。
この映画を見る前に「セールスマンの死」と「牛」の内容をあらかじめ知っておくとよりこの映画の「暗示」が見えやすくなると思う。(先に知っておきたかった!)

監督がアカデミー賞の授賞式を欠席した件は、トランプ大統領への反発もあるけど、授賞式に寄せた手紙の「映画を通して違う国、民族、宗教を知る事ができる」という言葉がまさに当てはまる作品でした。

イランの現在を、色んなメタファーとして巧みに散りばめた良作だと思います。

あのメガネの男の子可愛かったなぁ。
「別離」も後追いで観なければ。
あず

あずの感想・評価

3.8
エンタメを完全に失うことなく現代イランの問題しっかりと見つめているバランス感覚と繊細だけど色の濃い負の感情を確りと描いた演出・演技が卓越した作品
 真面目な映画なんだろうなーと敬遠してたけど、観始めるとすごかった。タラネ・アリシュスティはどこでも通用する女優だと思う。「彼女が消えた浜辺」も観とくんだった。
妻が侵入者に暴行される。夫が静かに犯人を追い詰めていく。客観的にはこれだけだけど女性心理と男性心理のすれ違いとか被害者心理と加害者心理のぶつかりあいとか、そういう映画。正直ぬるくてイライラしました。

このレビューはネタバレを含みます

住んでいたアパートを強制的に出る羽目に。住む場所が無くなったため劇団仲間の紹介ですぐにみつかりそこに越すことに。旦那が帰ってきたと思い扉を開けてしまうがそれによって犯さててしまう。被害にはあったが警察にはいかないですぐに引っ越したいと希望するが旦那が犯人探しを始める。いざ犯人をみつけ呼び出したが来たのは義父だった。が事情を話していくとなにかおかしい。この義父が犯人だった。奥さんを呼んで家族にこの事を話すと伝えるが奥さんはもういいと。