1942年、カサブランカ。マックス（ブラッド・ピット）とマリアンヌ（マリオン・コティヤール）はこの地で出会った。極秘諜報員とフランス軍レジスタンス。決して交わることのない人生を歩んでいた2人を、ある重大なミッションが引き合わせる。それは、夫婦を装い、敵の裏をかいてドイツ軍大使を狙うという作戦だった。そして迎えた終戦。ロンドンで再会した2人は、お互いへの想いを抑えきれず結婚。娘も生まれ幸せに暮らしていたマックスとマリアンヌだが、ある日マックスはマリアンヌがドイツの二重スパイではないかとの疑いがあると知らされる。
ロバート・ゼメキスが、「カサブランカ」のようなラブロマンスとスパイサスペンスを融合したスタイルで作った映画。
前半のマックスとマリアンヌが作戦を協力して行う中で惹かれ合うラブロマンスとスパイサスペンス、マリアンヌがドイツの二重スパイであることを疑われマックスが嫌疑を晴らそうと奮闘しながらマリアンヌへの疑いに葛藤するマックスのスパイである立場を越えた強い夫婦愛、誰がドイツのスパイなのか探るスパイサスペンス、クラシックでスタイリッシュなファッション、往年のロマンス映画のように酔わされました。ブラピとマリオン・コンティヤールの美しさに、終始うっとりさせられます。
