カサブランカ…美しい地名だよな。
マリオン・コティヤールを初めてみた1997年の「Taxi」から21年。公開時41歳なのに妖艶な演技は相変わらず。いっぽうのブラッド・ピットは公開時53歳？泣きの演技もなかなか。もちろん2人とも少し老けは感じるものの、それがまた魅力になってる。
悲しい結末ながら、さすがゼメキス監督。砂嵐の車中の情事や、ドイツ機の墜落シーン、最後のシーケンスなど、最後まで無駄なく絶妙な演出でのめり込めました。
手紙で締めるパターンは映画としてはありがち過ぎるけど、確かに思いを遺せるよね。
ただ…ロンドンにはドイツのスパイも少なくて、腕利きで信頼できる夫がいるんだから、先に打ち明けて頼れば、もう少しはマシな結末が望めた気もするけどな。
原題「allied」の意味を考えるとまたひと味。興味あれば検索してみてください。
メディシン・ハット。
