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ミッキーのお化け屋敷のdm10foreverのレビュー・感想・評価

ミッキーのお化け屋敷(1933年製作の映画)
3.5
【絵本の世界】

大変だ❗️プルートがさらわれた❗️

ガクブルのミッキーは、大切なプルートを助けるために誘拐犯の屋敷に乗り込みますが、そこで待っていたのは世にも恐ろしい…っていうお話。

この作品が作成された時代を考えれば、シーツの質感や風に舞う落ち葉などがとても繊細に描かれていて、ディズニー帝国がこういう基礎をもって出来上がっていったんだな~と感心。

10分もないような短編ということもあって、ストーリーは単純、と言うか在って無いようなもの。
なんだけど、その表現力の豊かさについつい見いってしまう。

セリフもほとんど無いけど、音楽やSEだけで状況が理解できる造りって、よく考えたら凄いことかもなと。

テイストはホラーなんだけど、どことなくコミカルなやり取りに微笑ましく見てしまう。

昔のミッキーマウスの作品って、実はとてもミッキーがイキイキと描かれているものが多いので、YouTubeなんかで見つけるとついつい見ちゃう。

面白いか?と聞かれると「ん~…」となるけど、好きか?と聞かれれば「もちろん🙆」と答えてしまう作品です。
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