しょうちゃん

アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

3.0
1978年のカルトホラー「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」にオマージュを捧げ、
凶暴な人喰いドーナツに襲われた人々の運命を描いた青春ホラーコメディ。

ロサンゼルスにある小さなドーナツ店で働くドジな青年ジョニーと同僚の美女ミシェル。
ある日、
ジョニーの叔父が怪しげな実験の末に完成させた「人間を襲う凶暴な遺伝子」を誤ってドーナツ店の厨房でばらまいてしまい、
恐ろしい「キラー・ドーナツ」が大量に誕生する。
事態に気づいたジョニーとミシェルは、
ドーナツ店の客たちに群れをなして襲いかかるキラー・ドーナツたちを退治するべく立ち上がるが……。

ミスタードーナツは11月25日から、
ドーナツ・パイ・マフィンなど一部商品を値上げする。
そんな悲しいニュースが流れているが、
ドーナツと言えば“アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ”。
アタックするのが“トマト”ではなく“ドーナツ”である。
テーマ曲が良かったので聞いてほしい。
ジョニーの叔父の実験は“死霊のしたたり”を彷彿させる。
21世紀最大の発明をした薬をなぜか持ち歩いていて、
ドーナツ店で店長とのいざこざで、
薬が厨房のドーナツをあげる油に見事に入る。
むちゃくちゃであるがこれが事件の切欠となる。
これでキラー・ドーナツ製造機の完成!
キラー・ドーナツの造形は、
中心の穴が口の役割で回り牙が生えている。
意外に見た目は可愛い。
綺麗に整列して振り向くシーンが好き。
キラー・ドーナツはほとんどがCGで描かれており、
たまに本物も混ざっている。
動きはスーパーボール並に跳ねまくる。
中にはキラー・ドーナツを食べる人も出てくる。
なぜかドーナツ店に集まる客(警察官も含む)はフリー・ドーナッツを求めてやってくる。
B級映画なのにエログロは控えめで、
作りもチープでノーおっぱい。
事件が解決してからの展開が意味もなく非常に長い。
無名な役者しか出演してないかと思いきや、
一人だけヒッチャーで有名な“C・トーマス・ハウエル”が出演している。
肩から血を噴出すが平気なジョニーの叔父!
ミシェルのPCの修理が早っ!
ペットのニャンコが人形!
しょうちゃん

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