kirito

アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツのkiritoのレビュー・感想・評価

1.5
【どれみふぁどーなつ🍩】

「物」に命を吹き込む手法は古来からディズニーのお株である。
けれどそれは優しい世界のお話。
B級映画はそんなやわなものじゃない。

さびれたドーナッツ店で働くさえない主人公。
その叔父は歴史に名を残そうとする研究者。
彼はマウスを狂暴化させる薬を発明するが、それがひょんなことからドーナッツをあげるフライヤーの中へ・・・
そして惨事は起こり始める・・・

結論から言おう!
クッソひどいwwwwwwwwww

構成・演出・CG・演技・・・想像を絶した。
せめて、この手の映画なんだからゴア描写だけは手を抜かないでほしかったな。

そもそもドーナッツに牙をはやして、行動するときにバウンドするという仕組みがわからないのだが、より問題なのは明らかに作られたドーナッツと狂暴化したドーナッツの個数が合わない。
終盤になるにつれて加速度的に奴らは増加していくのだが、彼らはきっと生殖器を備えていて、繁殖したに違いないと結論づけた。

B級映画は分析してはいけない。感じる映画であることは百も承知だ。
けれど、やはり「ゾンビーバー」や「トレマーズ」、「バットマイロ」といった傑作をたまに見てしまうと、やはり物足りなさを感じざるを得ないのだ・・・

2018.11.1
kirito

kirito