ぶちょおファンク

ベトナムの怪しい彼女のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

ベトナムの怪しい彼女(2015年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★1.5 中盤★1.5 終盤★1.5

韓国のオリジナル『怪しい彼女』★2(★2.5寄りの)、日本版★1.5、中国版★2.5。

個人ランク、中国>韓国>ベトナム>日本…の順。

良い点
◯韓日とも憧れのスターがA.ヘプバーンでしたが、中国と今作ではその国に馴染みのあるスターを起用している。
(字幕ではタン・ガーとなっていたがカタカナ表記ではタイン・ガーで検索ヒットする)
◯終盤に入ってようやくベトナムの歴史を踏まえた上での台詞等が目立ちだす。

気になる点
●良い点でもあった“ベトナムの人気女優タイ・ガー(故人)”を知らないので感情移入しにくい…。
(中国版は日本でも多くが知ってる人物)

☆総評
この一連のリメイク企画はどうもオリジナルを製作したCJエンタテイメント主導によるものらしく、その辺もあり元の脚本や演出に大きなアレンジを加えることもなく、ただなぞっただけの物語に少しお国柄を入れる程度の凡庸な出来のシリーズに収まっているが惜しい。

「このプロットならもっと面白くアレンジ出来る!」
っという気概と情熱を持った国(クリエイター)がリメイクすべきですね。

個人的感性ではやはり中国版が一番この素材の良さを活かし切れていると評価します。


2021年344本目(+短編20本)