会社から帰宅後、家族を惨殺したキム課長。
追い詰められていた課長に何があったのか。
日本よりも年功序列に厳しい韓国。
一昔前の日本もそうだったけど、それはパワハラの温床にもなる。
怒鳴り、罵ることしか脳がない上司。
陰口ばかりで新人をいびる先輩たち。
見てるこちらのヘイトを溜めてくる。
この映画の主人公とも言えるインターンで怒られてばかりのイ・ミレが最初は可哀想でしかないのに、だんだん印象が変わってくるのは面白かった。
キム課長も何であんなことを…とか思うけど、包丁をお守り代わりにしてる時点でもはや壊れてたんだろな。
イ・ミレ役のコ・アソンが相変わらずの童顔。
キム課長役に最近よく見かけるペ・ソンウ。
刑事役にこれまた最近よく見かけるパク・ソンウン。
イ・ミレの先輩役に「ただ悪」でおネエ役をこなして印象的だったパク・ジョンミン。
ツッコミどころは多いし、オチはありふれてるけど、復讐ものとしては悪くなかった。
クソ上司なんて、もっとやれ!だったもん。
しかしこのタイトルはしっくり来ない…。