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オフィス 檻の中の群狼のStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

オフィス 檻の中の群狼(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2015年。キム課長が自宅で家族全員を殺害して失踪。刑事ジョンフンは彼が犯行後会社を訪れ、そのまま出た形跡がないことに気づく。社内では不可解な現象が続くなか、インターンのイ・ミレは正規雇用の枠を巡って追い詰められていく。キム課長役のペ・ウソンが狂気に囚われた課長を怪しく演じる。心霊ホラーかと思いきや、勤務評価制度が営利目的の会社だけではなく警察機構内も支配していることが分かる苦いラスト。中盤以降、イ・ミレが直面する、あらゆる面で自分の上位変換と言っていい新インターンへの嫉妬とライバル心、焦燥感がリアル。
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