特売小説

エルサレムの特売小説のレビュー・感想・評価

エルサレム(2015年製作の映画)
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POVに於ける、その状況下でも冷静にカメラ回してんのかよ問題を一発解決するギミックっちゃあスマートグラスだった訳ですよ、眼鏡がなけりゃあ生活出来ないあたしにとっちゃ。

観賞中、脳味噌が一つの違和感も訴えずに醒める瞬間がありませんでしたもの。

んで。

やたら私生活をシェアしたがる気味の悪い連中が主人公となる訳ですが、そいつらの嵌め外しに最後まで付き合えたのも偏に、画面に映る時間の少ない女優ちゃんこそがおっぱいを披露してくださるというそのサービス精神に、という訳で御座いまして。

実際、映画のメインたる事変後の展開や絵面の方こそが先行作をまんま書き写しただけのなおざりなものだった訳ですが。

刺し殺された親の姿を見て半狂乱で叫ぶ青年の姿に白けずににこにこと笑えたのは、あたしが好意的に本作に臨んでいたからでしょうね、と。
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