ししまる

その女諜報員 アレックスのししまるのレビュー・感想・評価

その女諜報員 アレックス(2015年製作の映画)
2.9
元CIAで銀行強盗に加わったアレックス(オルガ・キュリレンコ)が陰謀に巻き込まれるクライムアクション。
原題は「Momentum」(勢い)。邦題は「諜報員」となっているがCIAにいたのは過去のこと。しかも、日本でも人気となったフランスのミステリー小説「その女アレックス」(こちらは別に映画化の構想があるよだ)とは全く関係ないので、邦題はほとんどパクりといえる。
本作はよくある話というか単純な展開で、アレックスと、謎の組織のワシントンの対決が軸となっている。
先が気になるし、そこそこ楽しめるが、なぜ銀行の金庫にUSBメモリが保管されているのか、なぜ強盗を装って回収する必要があるのか、などプロットにいくつかの疑問があり、その辺の説明がないのでモヤモヤする。ワシントンの最期はもう少し工夫してほしかった。
ラストは尻切れトンボで謎が残ったままだが、現段階で続編は進んでないようだ。
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