平成産ゴジラって自衛隊とかGフォースとか官僚とか、圧倒的に力を持っている人や権力サイドの主人公が多いんですけど、
ミレニアム以降はGMKの新山千春を始め、昭和シリーズにあったような等身大のキャラクターに回帰していこうという姿勢が見られるんですよね。
今回はブルーカラーの男性という権力サイドを影で支える、労働者の視点。
だからこその愛着や熱血さがあって、現場の人間と衝突もする。
全体的に分かりやすいプロット、台詞回し、特撮など
対象年齢を低めに作られたことは一目瞭然なのですが、子どもがそのキャラクターを見て、感じ、どう咀嚼し飲み込むのかということを考えたときに
この中條義人という人間は非常に重要な役柄だったと思います。
あと東京タワーはもっと豪快に壊しても良かったですよ。
