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ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOSのピッコロのレビュー・感想・評価

3.5
ハム太郎よ。永遠に・・・。🐹

次作で、ゴジラシリーズが終わってしまうため今作でハム太郎とお別れ。
さすがの東宝さんも、最後の作品にハム太郎を一緒に上映することはしなかったみたい。ゴジラには、まったく関係ないハム太郎だけど、一応さよならしておく。バイちゃ。

今更だけど、自分はハム太郎を観た記憶がまったくない。
VSモスラ以降のゴジラ(本作以外)は劇場で観てるのに何故だろう?
このあたりは試写会という技を覚えた時期で、今は時間の関係で行けなくなったけどよく行っていた。ゴジラの試写会は、ハム太郎を上映してくれなくて観た記憶がないのだ。もう一つ言うと、今作高校の授業と重なり劇場で観ることが出来なかった作品。
(土曜日に試写会があって、自分が通ってた高校は隔週土曜は授業があった。ゆとり教育なのに、全然ゆとりじゃないじゃん。とブツブツ言ってました。)

ミレニアムシリーズは、あともう1作あるけど、ゴジラのタイプが違うので本作がミレニアムゴジラ最後の作品と言っても過言ではない。
前作の続編みたいな内容なのに釈由美子さんがちょっとしか登場しない。
ちぇっ。
大人の事情なのか何なのか知らないけど、アメリカに留学するという設定。なので壮行式のシーンに少しだけ登場する。
本作こそ、釈さんを主役にして最後を締めくくるべきなのになぁ。
ちぇっ。

そんな釈さんの代わりに主役を務めるのがガオレンジャーの金子昇さん(最近見ない人)とMelty loveの吉岡美穂さん(最近見ない人)。
そして小美人役で、長澤まさみさんが出演している。
(長澤まさみさんとは、ちょっとだけ思い出があるのでそれはレビューの最後で)
小美人とは、モスラの妖精みたいな感じで凄く小さい。
なので、せっかく長澤まさみさんが登場してくれても、小さいので大きく映らないのが残念なポイント。

機龍(メカゴジラ)は、ゴジラの骨から作られている。
それは死者の魂をもてあそぶ事になり、海に葬るべきだと小美人が忠告する。だけど、それだとゴジラの脅威に対抗できないのでモスラの力を借りてゴジラと戦う事になる。

相変わらず、ゴジラはモスラの幼虫に弱くてすぐに糸に巻きつかれてしまう。実は、一番の天敵はキングギドラでもメカゴジラでもなくモスラの幼虫のような気がする。

ハム太郎のせいで上映時間が短縮されているため、余計なストーリーがなく、ほぼゴジラとの闘いがメインになっている。
なので飽きる事なく観れるのはいいけど、あんまり記憶には残らない作品。
「モスラ(1961年)」と話しが繋がってたり、カメーバという超マイナーな怪獣の死骸が登場したりと特撮ファンにはちょっとした嬉しい要素がある作品でもありました。

ゴジラ祭りコンプリートまで、あと"3"。


以下、無駄話。
3月のライオン後編のレビューにも書いたけど、長澤まさみさんと至近距離で会った事がある。
「ロボコン」の試写会で、舞台挨拶に来てました。
この頃は、まだ有名じゃなくて上映終了後、出口で待っててくれたのだ。
でも、自分はシャイボーイなので握手も出来ず、チラチラ見る事しか出来ませんでした。笑
今、思えば勿体ない事したなぁと後悔。
当時は、全然知らなかったけど、ピカピカ輝いていて芸能人はやっぱり違うなぁと思ったほどです。
(映画を観てから長澤まさみさんに惚れたのは内緒。)

芸能人のオーラって、ホントにあるんだね。
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