――ゴミ？ あぁ、てめえのことか――
【あらすじ】
闇金カウカウファイナンス社長、丑嶋のものへ中学の同級生である竹本が訪れる。身元不明・連帯保証人もいないため、一度借用を断られた竹本だったが、貧困ビジネスを営む鰐戸三兄弟に拾われ、誠愛の家へ保護される。
残酷無惨な鰐戸三兄弟に足を切断された同居人の黒田のために、再度、丑嶋のもとへ金を借りにいくが、
丑嶋と深い因縁のあった鰐戸三兄弟は、借りを返すためにカウカウファイナンスの金を強奪することを計画する――
◆◆◆◆
原作は知りません。
ドラマ・映画は全て見終わり、ついにファイナルへ。
丑嶋や柄崎、戌井、犀原の学生時代も描かれ、いかにして築かれた人間関係なのかルーツが辿れるのが楽しみのひとつ。また、違法な債務整理で設けようとする都陰弁護士など、ストーリーをかきみだすキャラは今回も健在。
過去編をストーリーに組み込んだことで、色々な登場人物が枝分かれした話を展開する他のシリーズ作品と比べて、
今回は現在進行形のストーリーが比較的単調。
内容がごちゃごちゃすることもなく、いい意味でまとまっている。
学生時代の丑嶋を演じた子役の方は、めちゃくちゃ山田孝之の演技を勉強したのか、話し方や態度が本物のウシジマって感じがして、とても良かった。
