『小さな変化のさきに。』
今作は、しみじみとしてしまうシーンがあります。
流れる音楽によってしみじみシーンを感じる部分多い。
闇金ウシジマくんは、ドラゴンボールのようなアクションを具体的に楽しむというより、アクションにいくまでのハラハラドキドキが醍醐味な今作。
ストーリーの流れ的には、ウシジマくんのやんちゃぶりの学生時代のシーンが何度も抽出されています。
ウシジマくんの見えてこなかった部分がわかってきます。
ウシジマくんが友達の生き方に対していつのまにか触発していて、そしてその友達も誰かの生き方に触発している。
ほんの小さな変化が、すぐ訪れなくても、記憶の片隅に感情と共に存在している。
これから私が生きていく中で道を歩いたり、電車で本を読んだり、仕事したり。
きっと、誰かの生き方に知らず知らずのうちに触発しているのかもしれない。