この作品に怖さを求めてはいけません。
テーマは友情と成長。ひと夏の思い出。淡い恋。甘酸っぱい少年たちの青春にスパイスとしてピエロが一役かっているという印象でした。
それぞれが怖いと感じているものが具現化して出てきますが、どれも子供だましです。コメディかな?と思って途中笑っちゃうくらい。ですが、容赦ないグロシーンが盛り込まれてたりして油断してるとビックリします。個人的にはオープニングシーンが秀逸でした。
続編があるようなのでそちらにも期待。
彼らのようにItを見ることは決してないし、必死になったり戦ったりするあの青春は私にはもうないということが、悲しいようであり、嬉しいようであり。私が彼らの歳だったなら、どんな怖いものが出てくるんだろう。