メイン州デリー。子供が次々と行方不明になる事件が多発し世間を騒がせていた。弟が大雨の中、行方が分からなくなり落ち込むビル(ジェイデン・リーバハー)の前に"それ"が現れ始め恐怖にとりつかれてしまう。ビルの仲間と協力して"それ"の正体を探る。
冒頭の弟に紙の船を作ってあげたりして兄弟愛を感じるエピソードが良かった。それを最後には持ってくるのも上手い。子供たちのキャラが立っているので怖いというより楽しい。転校して初めての友達があんな美少女なのはうらやましいなと思ったり、あのメガネの少年の家庭環境が知りたかった。
アメリカの子供たちの闇は深い。ナイフで腹を切るなんてマフィア気取りなのかいじめにしては度を越している。相手に石を投げるなんて可愛らしいレベルだ。
ピエロの存在は子供たちの視点では怖いのだろうがいかんせん映像が明るすぎるせいで全く怖さを感じない。顔の半分くらいオデコなのでビジュアル的にも怖くなかった。
