ハリス56号

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。のハリス56号のレビュー・感想・評価

4.0
IT”ってかくれんぼとかの鬼に使う単語なんですね。スティーブンキング原作の今作品は昔から存在は知ってだけど、怖そうだし子供が殺される様なので避けてきた。そして今回、フラッーと鑑賞。いやー観て良かったわ。




【ネタバレあり】
27年毎に(以前の設定は30年毎、今回は27年ぶりのリメイクと言う事で…)大事件で死者が沢山出たり、子供が行方不明になったり。

実際はペニーワイズというピエロに子供たちは連れ去られている。そして実はペニーワイズというのは実在するわけではなく、想像力豊かな恐怖が作り出し、それが実体化するものだった!大人には見えない。

スクールカーストにおける底辺の人々で作ったルーサーズ(Losers:負け組)というチームが立ち向かう。そのみんなが個性的で良い感じ。それぞれの恐怖の原因も一気にサラッと紹介されるのだが、しっかり感情移入できる。

ホラー要素に関しては、気持ち悪ーいところもあるが、基本的にバァン!と大音で驚かされる場面が多い。でもそれも面白い。

ジャンルはまごう事なきホラーだけど、全ての少年少女に勇気と努力を与えてくれる1作。やりたいけど、一歩踏み出す勇気がない、全ての人に見て欲しい。
…ってR15かーい!

第二章は27年後を舞台に、2019年9月6日に全米公開が決まってるらしい。大人になったルーサーズ、大人には見えないペニーワイズ。

あぁ楽しみ。
ハリス56号

ハリス56号