良い映画でしたね。
怖いし面白いし、ウルっとくるし。
原作、TVドラマも観たことはないですが、どこで見たのかピエロの顔だけは覚えてました。
いやあ、それにしてもまさにホラー版スタンド…とかもう今更よしときますね。笑
子供達が恐怖を克服する一夏のジュブナイルということで、自分の世代的には映画『学校の怪談』（うひひひひひの方）の感じの懐かしさがありました。
怖さのタイプもどちらかと言うとそっち系で、ペニーワイズも“うひひひひひ“とか言ってた気もするし“怖可笑しい”感じでした。
それがこの作品に合ってましたね。
とりあえず最初の掴みが良かったです。
まず主人公ビルの弟ジョージイが超かわいいんですよ、黄色いレインコートの子です。
そして兄弟が本当仲良いんだなあ〜と思わせる、そこの部分がちゃんとしてるだけでまずこの映画は成功じゃないでしょうか。
ちなみに1番怖かったのもその序盤でした。
ペニーワイズが仕掛けてくる恐怖が子供達がそれぞれ成長する為には乗り越えなければならない問題やトラウマと関係していて、そして乗り越えれなかった人物の末路も描いて…、ハードだけど思った以上に王道なジュブナイルとして良質な作品でした。
そしてまだ謎が残ってたりするので、続編が楽しみです。
そういえば邦画の実写映画で子供達の王道ジュブナイル物ってこの頃あまり見かけなくなった気がします、それってなにげにマズイ気もしますが、かろうじて今はアニメ映画がその役割を担ってますね、しかし実写でもまた観たいですね。
