“Welcome to the Losers’ Club!!’
これに全てが集約されていると思う。
結局なんだったんだろう感が否めない…
が
なんだかスッキリして終われた。
最初はビクビクしてたけど気付いたらワクワクに変わってた(たまにビビったけど笑)
「恐怖」という感情がテーマのこの映画。
高校生の頃授業で観た「スタンドバイミー」で感じたものと似た気持ち。
恐怖といってもこの映画に出てくる子供達は色々な恐怖を抱えて生きている。
受け入れる恐怖、拒絶する恐怖、逃げ出す恐怖…その恐怖が集合し、具現化したのがあのピエロなんだろう。
その恐怖に立ち向かい、克服することが求められる子供達はスタンドバイミーで「死体」という未知のものを求めて冒険する子供達と合致してしまった。(あのメガネの子がそっくりっていうのもあった笑)
みんなが1つになれば怖いものなんてない!!という暴論に近い考え、しかしこれもきっと子供ならではの考え。
1つの目的に対し、1つになって取り組むなんてことなかなかできないし、彼らはある意味一夏の思い出を作ることが出来ただろう。
ただ、一夏の思い出と言ってもビルとってはとても辛い夏になったはず。
受け入れることは辛いし怖い。しかし大人になる以上、受け入れ難いことを受け入れて前に進もうとしないといけない。
そういった意味で彼らは子供として夏を過ごし、同時に大人への一歩を進んだ。
だからこそのChapter 1だったのでしょう。
まさかこの映画でウルってさせられるとはな〜