ピエロはボコるモノ!
ホラーを観るつもりで行ったら子どもたちの友情と勇気の冒険モノだった
しかしこれ子どもが観る映画ではないですね、子どもが観るには怖すぎるしそもそもPG-15
かつて子どもだった大人たちに送る映画か
昔、スーパー8の予告でスタンド・バイ・ミー+E.T.と紹介されていたが、そちらよりもこちらの方がスタンド・バイ・ミーと言われた時しっくりくる
舞台を80年代後半としている事もあってか国は違うが80~90年代に少年時代を過ごした人だとより入り込みやすいかと
子ども時代に感じたよくわからないモノへの恐怖、暗い部屋や音楽室の肖像画、ボロボロの空き家等々のジットリとした怖さがよく描かれている
ピエロがブルーベリーアイくらいブルブルしながら襲ってくる感じは現代的だけど
怖いシーンも当然多いのだけれど、子どもたちのやり取りにはホッコリするシーンも多く、ホラー観に来たはずなのにかなり笑っていた気がする不思議
そんな彼らがそれぞれの抱える問題を団結して乗り越えながら戦う姿にはエールを送らざるをえないし、全員の無事を祈らずにはいられない