なんとも評価が難しい作品。
オリジナルのペニーワイズと比べた際に、どれだけ新しいペニーワイズに愛着を持てるかが重要なポイントかもしれません。
あらすじは省略。
ホラーとしては怖くない分類。所謂、お化け屋敷方式の描写が多めですが、目を覆いたくなる光景や凄惨な映像は少ない方だと思うので、ホラー初心者や苦手な方でも、ある程度は安心して楽しめると思います。
子役の子達もGOOD、むしろオリジナル版より好きです。ティーンエイジャー特有の悩みや葛藤をしっかりと描いている上で、ある程度現代ナイズされている為、オリジナル版より親近感は湧きやすいかなと。
で、問題のペニーワイズ。
この作品を語る上で欠かせない存在ですね。
正直、これに関してはオリジナル版の方が好きかなっと…
理由としては、コミカルさの欠如です。
オリジナル版を観られた方はご存知かと思うのですが、ペニーワイズって、結構ひょうきんというか、相手を小馬鹿にした描写が多いのですよ。ジワジワ追い詰めていくというか。それが魅力だと私は思うのです。
ただ、今回のペニーワイズは殺意に満ちていて、オリジナル版よりコミカルな感じではないのですよ。冒頭のアレとかね…
殺意の波動にでも目覚めたか…？
殺人鬼としては正解かもしれない、しかし、ペニーワイズとして見たらどうしても疑問符がつく描写。
ピエロなのだからコミカルさは捨てちゃいけないと思うんですよ…
これは個人の好みの範疇だとは思うのですが、私はどうしてもオリジナル版の印象が強いです。
その点を気にしなければ万人の方にオススメできるホラー映画です(*⁰▿⁰*)
