きゃん

PとJKのきゃんのレビュー・感想・評価

PとJK(2017年製作の映画)
3.2
秘密の結婚生活を送る警察官と女子高生が、お互いの違いを認め合い、成長していく姿を描いた作品。ストーリーに現実味がなさすぎて唐突すぎてて若干引きながら見たので少女マンガ原作でよくある胸キュンはできなかったかな。漫画で読むから面白いんだと思った。

高校1年生のカコは大学生と偽って合コンに参加し、年上のイケメン功太に出会う。互いに好印象を抱くがカコが高校生だと知った功太は、警察官という立場から交際するわけにはいかないと距離を置く。やがて、ある出来事をきっかけにカコの真っすぐな気持ちに応えようと決意した功太は、恋人として付き合うのではなく正式に結婚することを提案する…

警察官と女子高生が恋に落ちてしまったけど、警察官の立場上女子高生と付き合うことはできない。純愛を貫くためには結婚しよう。ってもはや健全なのか健全じゃないのか分からない。真面目すぎる男の人と真っ直ぐすぎる女の子が付き合うとこんなに面倒くさいんだなと思った。感情の起伏が激しいこと。

お父さん役のムラジユンさんがかわいすぎた。あのパンチね。優しくてか弱い感じの役ってあんま見たことないから新鮮だった。お父さんもっと登場してくれても良かったんじゃないですかね。不良の大神くんがカッコ良かった。不良にしては綺麗な顔しすぎてるけど。不良にしてはツッパリが足りなかったけど。グレ切れてなさがまた良い。カコたちとの友情が泣けた。
バックに流れる挿入歌たちがやたらと良かった。
きゃん

きゃん