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PとJKのsayuriasamaのレビュー・感想・評価

PとJK(2017年製作の映画)
2.3
有名人による函館大PV?


ご無沙汰しております。寒さ暑さ台風振り回され体調がピンチでまた映画館が遠退いています..

さて、今回は珍しく邦画のレビューを。

実は、この映画の撮影は昨年(2016年)の7月上旬に函館で行われていまして、その現場にバッティングしてしまったのでDVDになったら絶対見ようと思いました。
まあ、函館にいた理由はこのロケの追っかけではなく(笑)、ある馬の応援に函館競馬を見に行くためだったのですが、日程に余裕があったのでちょいとタクシー観光をしていたところ、ベイエリアに急に人だかりできていまして...亀梨くんらしき人物?がいたような...で、タクシーも迂回させられました。

映画の内容は、まあ、嘘っぽいキラキラ青春ですねえ。マンガ原作ならこんな感じでしょう、と大目に見てもたおちゃんと亀梨くんは半ばコスプレ状態に感じましたが、ファンは気にならないのでしょうか。また、特に夜間のシーンですが、いかにもエキストラです!ロケです!感が満載でそこは残念...(ロケ地がわかるので、実際の雰囲気を知っているせいもあるのかもしれません。人が多い夏でも夜は人気がないのでねえ。)しかも、2人の結婚生活にリアリティーはないし、留年不良くんの方が迫力があって友情に話が逸れている感じがあるし. ..

もはやこの映画の主役は函館市街そのものですかね。市電も港も坂道も雰囲気あります。路面電車は乗っても楽しい!冷房入ってなくても、開いた窓を通り抜ける風は爽やかで気持ちいいです。ご飯もおいしいしなあ。

また行きたいなあ、って函館のレビューになってしまいましたね。

うーん、2時間の映画は標準的な長さなのにものすごく長く感じました。展開がタルくて...ラストはありえないでしょー

最後に。映画って制作には時間かかりますね。この映画の封切りは確か2017年3月だった思いますが、私がロケに遭遇してから、応援馬はその後7回も出走してたし...そこからさらに半年後のソフト化ですから。
正直映画としては☆1つですが函館の美しさにオマケ。というか、もっと重厚でいい映画の舞台になってほしいです..
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