X-MENシリーズ見返そう企画。
何度見ても震わされ、泣かされる。
精神的にも身体的にもボロボロになってしまったローガン。そんな彼の前に"ローラ"という少女が現れ…
西部劇を基調としたロードムービー。
X-MENシリーズ初のR指定。メイキングでヒューも言っていたが、正直もっともPG指定が似合わないキャラクターがようやく本領発揮できた作品。
10年以上ヒュー・ジャックマンが演じてきたウルヴァリンことローガン。
愛する人がことごとく酷い目に遭ってきた彼は、1人になりたいと言っていた。
悲壮感溢れるローガンとチャールズだったが、一作目のウルヴァリンを彷彿とさせるようなエネルギッシュな身体能力を見せるローラ。
そんなローラを演じたダフネキーンのカリスマ性が初出演とは思えない程様になっており
終始驚かされた。
そして何よりも素晴らしいのがヒュー・ジャックマンの演技。
もはやウルヴァリンそのもの。
トニースタークがロバートダウニーjr以外考えられないとよく言われているが、個人的にはそのセリフに最も相応しいのはこのキャラクターだと思う。
外敵致傷だけではなく、精神的ダメージを受ける演技が痛い程伝わり
何度見ても泣かされてしまう。
パトリックスチュワートも素晴らしい。本当にあんな感じでボケちゃったのかなと思ったらメイキングではハキハキと喋ってて感動した(失礼)
ヒーロー映画の枠を超えてとんでもなく素晴らしいヒューマンドラマに仕上がっている。公開前予告編見まくっていたので恐らく人生で最も見た予告編が今作。
久々見返したけどオールタイムベスト10には食い込むであろう名作だった。
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[この映画のBest俳優]
ヒュー・ジャックマン
[脚本面]☆☆☆☆
[映像面]☆☆☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆☆