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LOGAN ローガンのcinematrekのネタバレレビュー・内容・結末

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ついにヒュージャックマン最後の「ローガン」が公開されてしまった。

予告編や漏れ聞こえてくる情報により、おおよそ予想範囲内の展開。

スピンオフという位置づけもあり、本作はやや低予算映画の面持ちはあるが、単独の映画として見たらかなり面白い内容であろう。

しかし、X-MEN映画の一つと見ると残念な部分もチラホラ。

気になるのはフューチャー&パストで流れが変わった時間軸の未来なのかということ。
こういう世界なら変わらない方が良かった??

プロフェッサーことチャールズ役のパトリックスチュアート氏も本作で最後。
「StarTrek ネクストジェネレーション」での艦長役、その前の「砂の惑星」での軍人役などを観てきたものとしては、今作で最後とは残念でならない。
とても魅力的な俳優でした。

さて、ウルヴァリンの遺伝子を引き継ぎアダマンチウムのツメを持つ女の子が本作の主役と言ってもよい。
とにかくタフ!タフ!タフ!
老ウルヴァリンとの対比のためであろうが無茶苦茶元気でなぜか強い!

過去作から、置かれている状況がかなり変化しているので、何となく馴染めないまま終わってしまった感が残る。

全てのX-MEN映画を観てきて、この作品の出来は上位に入る映画だと思うが、ヒュージャックマン、パトリックスチュアートの姿が観れなくなると思うと残念でならない。

哀愁漂うX-MEN映画でした。
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