このレビューはネタバレを含みます
Filmarksでの評価が高くてフォロワー様の皆さんのレビューも熱い本作。
確かに観応えのある作品なのですが…
私的には寂しい想いがしてしまいました…(*_*)
いや勿論､ヒーローのひとつの姿として本作のローガンには移入できますし､熱いものを感じることができます。
X-NENというカテゴリーではなく､訳あり父娘のロードムービーとして観るならば大丈夫なのですが､やはりどうしても｢あのウルヴァリンが…｣と思ってしまうのです…(*_*)
まあタイトルが｢ローガン｣なのですから､ウルヴァリンとしてよりもローガンという一人の人間としての生き様をテーマにしていることは分かった上で鑑賞したのですが…
でもやっぱり老いたウルヴァリンの姿を観るのは辛い…
まあ身体はムキムキですが､ムキムキジジイというと､ちょっと前に話題となった｢ドントブリーズ｣のムキムキジジイとか､私と同じような年代の方であれば｢魁‼男塾｣に出てきた≪淤凛葡繻十六闘神≫のムキムキジジイを思い出してしまい､やはりどうも宜しくないのです…(^o^;)
それにローガン父娘と共に､プロフェッサーXことエグゼビア教授も旅をするわけですが､これがもう全く要介護認定されちゃったご老体になっちゃっているわけです。
X-MENを導き､世界を救ってきたあのプロフェッサーXがですよ､トイレ介助してもらうなんて姿を見るのは忍びなさ過ぎて私はガックリしてしまいましたよ…(´д｀|||)
そんな老プロフェッサーXを介護している老ウルヴァリン…
老々介護超人の姿に他人事ではないぞと震えてしまった私でした…(*_*)
お袋と二人暮らししている私ですが､私もローガンになってきているし…
あ､私はミュータントではありませんよ。
老眼になってきただけです(笑)
ちなみにお袋はローガンではなく老害に…(>_
(失礼‼)
とにかくこのような想いが鑑賞中に浮かんできてしまい､最後までスクリーンに没入することができなかった私でした(´・ω・`)
ただヒュー･ジャックマンは相変わらず素晴らしい演技でしたし､パトリック･スチュワートの何があっても能面のような表情も相変わらずキュートでした(*´ω｀*)
纏めますと､X-MENシリーズの一つとして観るには地味ですが､老いたヒーローが自分の娘を守るというヒュー(ジャック)マンドラマとしては観応えのある作品だと思います。
それにしてもこれからのX-MENシリーズには新しいウルヴァリンは出てくるのだろうか…?
というか､X-MENシリーズはどこまで続くのか…(≧∇≦)
エクセルシオール!!(￣∇￣*)ゞ
