Xメンシリーズ立役者、ヒュージャックマン演じるウルヴァリン最後の作品。
これまでのシリーズに対して、リアリティラインは一段高め。
言うならば、これまでは伝記コミックであり、今回はその元となったよりリアルな世界でのお話。
コミックと違い、戦えば人は死ぬし、殺せば一生背負い続けなければならない。
ローガンという1人の人間が、ウルヴァリンとして抱える痛み、後悔、懺悔。
人生に疲弊し、身体も金属中毒でボロボロなローガンが背負ってきた重さに圧倒され、ラスト彼がとるけじめと気づきに涙涙涙。
18年の歳月を説明最小限に語る、ヒュージャックマンの演技が素晴らしい。