何故か殆どのミュータントが絶滅した世界、90歳のチャールズ・エグゼビアを匿い介護するローガン。そこに新たなミュータントと思われるローラを連れた女性が助けを求めて現れる。
「俺が愛した人たちはみな不幸になってしまう」 ぼくも少しだけ衰えを感じる今日この頃、余計にアダマンチウムに侵され老いたローガンの姿がせつない。最後の「あぁ、こんな感じなのか…」という言葉に泣けた。
長く生きる事が、大事な誰かを失う悲しみだけでは無いと。
X-MENシリーズ観てないと解らない部分も多いけど、ミュータントではなくひとりの人間の一生を考えさせられるし、超能力というより肉弾戦なアクション激しさはこれまで以上。また、ローラ役のダフネ・キーンは「レオン」のナタリー・ポートマンを思わせる演技で今後が楽しみ。
しかし同じマーベルでもMCUと違ってX-MENは重い…どっと疲れた。
17年におよんだヒュー・ジャックマンのローガンはもう観れないんだよね。さみしい。お疲れさまでした。