これがX-MENの辿り着く未来だとしたら悲しすぎる
ミュータントは滅び、かつての仲間であり家族でもあった面々の姿もなく、老いて弱ったローガンが同じく老いて弱ったチャールズを介護している
このままただひっそりと消えていくであろうはずだった彼らだったが、 一人のミュータント少女が現れた事で二人は波乱に満ちた逃走劇に巻き込まれる事になる
タイトルにある通りこれはX-MENではなくローガンという男は何か？という事を疑似家族のロードムービーを通して描いた映画となっている
そのためアクションシーンも勿論あるのだがヒーロー映画ならではの高揚感を感じる事はなく、むしろ痛々しさを強く感じる
弱っているローガンがボロボロになりながら戦う姿に観ている人、特に今までのシリーズを観てきた人なら尚更、彼とともに叫び泣くことになるのだろうなぁ
特にラストはデップー2を先にうっかり観たせいでわかっていたが、ほろりとしてしまった
ウルヴァリンのスピンオフはゼロとかサムライとか危険なモノが続いていたので劇場スルーしたのは勿体なかった
