面白くなくは無いが、恐さはあまり無かった。
「バイバイマン」と言う、概念への固執からくる幻覚に惑わされるサスペンス要素が強い。
最終的に、バイバイマンは、かなりはっきり出てくるのだが、別に危害を加えてくる訳でもなく、ただ「いる」だけなので、やはり、恐怖感が際まって具現化した概念の象徴が、それなのだろう。一緒に出てくるズルンズルンの犬も、襲ってくるわけでもなく、ただ、室内をうろうろしているだけだし。
個人的に一番恐かったのは、アメリカの古い家のだだっ広さと、地下へ?繋がるよく分からない、小さいドアでした。