エイデン

バイバイマンのエイデンのレビュー・感想・評価

バイバイマン(2016年製作の映画)
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1969年、謎の連続殺人事件が発生した
犯人の男は、近所に住む友人の家に押しかけると、「誰かに名前を教えたのか」と詰め寄り、突然「考えるな 言うな」と呟きながら、その友人や辺りの人々を銃殺し、最後は自分にも銃口を向けて果ててしまう
そして現在
大学生のエリオットと、その彼女サーシャ、幼馴染のジョンの3人は学生寮を出て、古びた家で共同生活を始める
どこか薄気味悪い雰囲気を感じていたものの、前の住人が残したアンティークの家具や豪華な内装に納得
早速 エリオットの兄家族を読んで引越し祝いのパーティを催す
一方サーシャは霊感の強い友人キムを呼び、屋敷の除霊を行ってもらうのだった
その頃、パーティが退屈に感じていたエリオットの姪アリスが屋敷の探索をしていると、偶然ある部屋で何かが落ちる音を聞き、古びたコインを見つける
アリスはしげしげと眺めてからテーブルの上にコインを置いておくと、しばらくしてその部屋にエリオットがやって来る
彼も偶然 同じコインを見つけるが、何故かコインはテーブルの下に落ちていた
エリオットはテーブルの引き出しにコインを入れるが、コインはすぐに床に落ちてしまう
不思議に思ったエリオットが引き出しを開けてみると、「考えるな 言うな」とびっしりと書かれていた
そしてその中にエリオットは、“バイバイマン”という謎の言葉があるのを見つけ・・・



名前を言ったらスナック感覚で呪ってくる謎の存在に翻弄されるホラー映画

売れないピン芸人みたいな名前だと思って侮ってたけど、直接怖がらせるよりか、精神的に追い詰めるタイプの陰鬱さが光る

幻覚見せて殺し合わせたり、狂わせたりと回りくどいながらエグめな殺し方をするバイバイマンさんの仕事っぷりは割と好き
名前言われたら遠回しに嬲りまくって殺すって、やっぱり自分の名前にコンプレックスでもあるのかコイツ

思ってたホラーと違うとかそういう理由からか怖くないみたいな話も聞くけど、質は悪くないので、サイコホラーっぽい気持ちで観よう
エイデン

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