台湾青春映画が映し出す高校時代の空気感は本当に良い！つい青春時代に戻ってしまう魅力を持っている。特に本作はチャリ大活躍なのもチャリ通だったこともありグッとくる。
単なる三角関係モノかと思いきや、LGBTが絡んできて複雑な気持ちに。高校時代に好きな人が実は…って知ってしまって、上手く対処出来る男子なんかいるわけないから結構リアルに出来てると思うし、切なさも伝わってくる。
グイ・ルンメイは本作でボーイッシュでミステリアスなヒロインを演じて大ブレイク！垢抜けない感じが良いです！その後に『言えない秘密』で更に美しくミステリアスになって現在に至る。
本作があったからこそ、その後に台湾青春映画の傑作が生まれ、日本でも劇場公開されてきたことを考えると意義深い。
