このレビューはネタバレを含みます
・1950年代、白人だけが暮らす街サバービコン、そこへ越してきた黒人一家、クリーンさだけではいられない不穏な出来事が次々と起こり…的な物語
・絵に描いた様な平和で明るい街でも裏側ではドロドロ…と言う齟齬感を狙ったんだろうとは思いますが、黒人問題と保険金殺人とが上手い具合マッチングしていない様に感じたのと、エピソード不足で物語が真っ二つになったままな中途半端な印象を受けました
・良いなと思ったのはマット・デイモンの「一見まとも、でもブラック」な父親像に新たな一面を見た様な意外な面白さがあり、ラストのみっともない死に様も、なかなかお目にかかれない良いもん見たな～と(笑
・映像は拘り満載で抜群に冴えており、ちょっとしたシーンもキレッキレに決まってます その絵面の完成度に見合う内容であれば…惜しい…でも好みの作品でした
