ヒゲメガネ

サバービコン 仮面を被った街のヒゲメガネのレビュー・感想・評価

4.8
この話の本当の主役はマッドデイモンではなくブラックユーモアたっぷりの違和感ななのかもしれない。

そう思ってしまったほどブラックな違和感が際立っていた。

秩序を保つ為に人は他人を切り捨て、嘘をつき、さらに切り捨て嘘をつこうとする。


ある意味ではとっても人間味溢れる行動。それらを生々しく描いている作品だった。

人が作り上げた嘘がひとを狂わせ、破滅の道に放り込むのかもしれない。

違和感の積み重ねには幸せがなく、虚しさと悲劇しかない。


人の醜さと違和感の重なりをうまく表現した作品。観る者の心を抉る作品だった。


おかしいのは2人だけではなかったのだ。