サバービコン 仮面を被った街の作品情報・感想・評価

「サバービコン 仮面を被った街」に投稿された感想・評価

コーエン兄弟の脚本を20世紀の色男ジョージクルーニが、どういじり倒したっていうのさと、興味半分、嫌な予感半分で観ましたが、後者でしたね。調べてみると1980年代にコーエン兄弟のボツネタをジョージクルーニが手直ししてという感じらしいのですが、ボツはやっぱりボツなんだなって感想です。総じてブラックコメディなんでしょうが、エグい人種差別を描きたかったんでしょうが、なんだが軸を失った本はどこまでも印象に残りにくいなぁと。
上映時、劇場で鑑賞した時の記録を元に。


いかにも平和に見える幸せそうな富裕層が集まってできた様な街に、
ある新しい家族が入居して来たのがキッカケで、
静かな水面に小石が投げられて出来た波紋の様に少しずつ 街に、住民に、変化が現れて来るお話しです。

"マット・デイモン"扮するガードナーの幸せそうな家庭に、
ある日突然強盗が2人押し入ります。

『大人しく協力をすれば悪い様にはしない』
と言う約束で、それに従うガードナー一家でしたが、
薬を染み込ませた布を当てられ、
全員眠らされてしまい、
ガードナーの妻のローズだけは、薬を大量に吸い込まされ殺されてしまいます。

その事件から幸せそうだった家族も少しずつ仮面が剥がれ始めて…

サバービコンの街と、ガードナー一家の崩壊具合がシンクロしながらストーリーは佳境へと…。


ザックリと言ってしまえば、人種差別問題を浮き彫りにした話しで、
それと並行する様に、
一見幸せそうに見える家族の隠された秘密が大事件に発展する様をジョージ・クルーニー監督がブラックユーモア仕立てで殺人ミステリーを交えながら問題提起をしたシュールな作品だと思いました。

なんだか最近特にアメリカの様々な問題を浮き彫りにした作品が目に付く様な気がします。
(昔から数々の問題提起をテーマにした映画はありますが)

人種差別問題、誘拐・監禁などの犯罪、政治的な問題(戦争など)をテーマにしたり問題提起をしている作品が増えているのは皆思う所があるからなのかもしれませんね。
(アメリカだけの問題では無いのですけど…)

人種差別問題を描いた映画でまだ記憶に新しい所では、DETROITO(デトロイト)や、GET OUT(ゲット・アウト)、スリー・ビルボードがありますね。

デトロイトは実際にデトロイトの街で起きた暴動事件を元に、
白人優位、黒人蔑視(有色人種だと伝わり難いので敢えて黒人と言う言葉を使わせて貰いました)の警官が暴動の最中(さなか)に起こす差別事件が描かれています。

ゲット・アウトは、黒人蔑視をしているではなく逆に黒人に憧れ、いっそのこと黒人になってしまいたい白人達が黒人を誘拐してしまう話しを、
カルト、スリラー仕立てのストーリーで描いた作品です。

スリービルボードは、娘と口論になって、
夜道を一人で歩かせた結果、悲惨なレイプ事件に巻き込まれてしまった娘の母が、
3枚の立て看板を使って黒人虐めにうつつを抜かしていた警官や社会に強く訴え掛けるストーリーです。

サバービコンとは少しずつ異なりますけど、
やはり人種差別問題は観ていても悲しい出来事だと思います。

同じ人間なのだし、
肌の色や言語の違い等で差別をしたりしても何も生まれないと言う事を1人でも多くの人が理解できたら良いですね(*´ω`*)
よっこ

よっこの感想・評価

2.8
想像してたより…違ったー!!
そして理解出来ないー。
グロかったなぁ。
Yu

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2.0
何だかよく分からない不気味なニッキーの家と、ご近所さんから追い詰められる黒人の家の話。ここの関係性は一体何だったのだろう…
aoyster

aoysterの感想・評価

3.6
飛行機で
これまた英語字幕のみで分からず!もう一回日本語でみる
eddiecoyle

eddiecoyleの感想・評価

3.0
冒頭の自転車乗った子供と郵便配達の「コマは取れたのか」「免許は?」「事故しないもん」ってやり取りがキモで、この後フレームアウトした自転車が衝突するSEでも入るような演出であればシナリオも生きると思うんだが、それをしなかったジョージ・クルーニーの選択。そのくせ、終盤マット・デイモンに子供の自転車を乗せるとか、非常に食い合わせの悪い演出をしてると思う。『エデンより彼方へ』のパロディにもできたジュリアン・ムーアもそこまで突き抜けず。柵を越えたキャッチボールが良かっただけに色々惜しい。
MG

MGの感想・評価

3.0
頭ぶっ飛んでる映画。
このご時世にこの映画オッケーだった理由が知りたいけど、よーするにセレブが趣味で作ったみたいな映画だからオッケーなんだろうな…
ほむさ

ほむさの感想・評価

2.7
みんな頭おかしいが面白い
win

winの感想・評価

3.6
ハハハハ。いかにもモデルハウスのモデル家族のような2人の役者に最初から怪しさプンプンだけど、やっぱり見たくなっちゃうよ。でも教科書のようなテンポは嫌いじゃない。
りお

りおの感想・評価

3.0
脚本がコーエン兄弟だったので、ある程度覚悟して鑑賞。
このブラックユーモア感、クセになるんだよなあ。
アメリカン・ドリームの象徴的な町、サバービコンに黒人一家が引っ越してきてから町の住人達の態度が一変。
人種差別が色濃く残る住人達は白人至上主義を唱えて黒人一家の家を攻撃する。
その隣に住む白人一家の家には突然強盗が押し入り、一人の住人が命を落とす。
悲しみにくれる住人達だったが、それはとある人物の企てた恐ろしい計画殺人だった。
そしてその魔の手は真相に近づきつつある幼い少年の命をも狙っていて・・・
ネタバレ感満載のパンフレットのせいでこの映画の見所が半減してる気がしてならないが、勘のいい人でなくても気づく真相であることは否めない。
白人一家と黒人一家の家は隣あっていて、一部の人物達は少なからず交流はあるのだが、二つの一家の事件は最後まで交わることがない。
この裏切られ感は非常に心地いいです。
最後のキャッチボールのシーンとかね、そう終わらせるか!って感じ。
コーエン作品は個人的にも評価が分かれるのですが、このあたりのセンスは作品全体に共通して見事だなと思います。
本作はいつにもましてコント感が出ていたな。
ジュリアン・ムーアは二役だったし。
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