なんだかぁ…なんか描き方に違和感があるんだなぁ…
死への恐怖と戦って「あと1人、あと1人」と味方、時には敵も救っていった主人公の行動は素直にすごいって思うけど
銃を使わん理由がクリスチャンだからって言うけど、じゃあクリスチャンなのに何で戦争に参加して目の前で人が人を殺すのを見ていられるの？
人が殺されるのを見ていられるのってクリスチャンとしてどうなの？
そこらへんは、アメリカの「キリスト教の根付いた国家」って言うくせに戦争はバンバンして、それに反対する人は、クリスチャンの中でも少ないっていう状況をそのまんま反映してるよね。
なので自分からしたら作り手が観賞する人に賞賛して欲しかった信念は、完全には賞賛出来ない、中途半端なもんやんって感じでした。応援できん。
あと日本に住んで、日本人の感覚も持ってるからこそ、アメリカはヒロイックに描き、日本側は彼等を脅かす暴漢のように描かれてたのも違和感。
戦争に加害者も被害者もいないやん。英雄なんてもってありえない。
そこらへんは現代戦争映画として取り入れるべき視点じゃないの？
あ、ヒロインの子は可愛かったです。
