えーこ

ハクソー・リッジのえーこのネタバレレビュー・内容・結末

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

"ハクソーリッジ"て、沖縄の地名だったとは、、
そのノコギリのようにそびえ立つ断崖絶壁を越えると、迎え撃つは我が国日本軍…

「命の恩人だな」
その言葉にハッとして、医療に目覚めたのかと思えば、、
看護師の彼女にひとめぼれかーい(笑)

「銃に触れないんです」
神に使えし聖人のような描かれ方だけど、、
聖人というか変人??
信念を通すのは立派だけど、周りに迷惑かけてるのがわからない。
聖人だったら、入隊前にプロポーズなんてしないよねぇ。

エージェントスミス?の計らいもあって、
いざ"ハクソー・リッジ"へ。
首がないっ、手足がないっ、
内臓ゲロゲロ、ウジムシウジャウジャ。
なんて凄惨な光景、壮絶極まる戦闘シーンには目を覆いたくなる。
あの火だるまになってるのは日本人なんだなーと思うと複雑。

ワンモア、ワンモア…
とり憑かれたように戦場へ戻る。
普通の人なら絶対こんなこと出来ない!!
やっぱり変人なんだよねぇ(←えーっ)
アンドリュー・ガーフィールドの鬼気迫る演技に涙ボロボロ。。

誰よりも果敢に戦場を駆け回り、
誰よりも勇敢だったデズモンド。
彼のおかげで皆の士気も高まり、ハクソーは落ちる。
結局、終わりよければ全て良しで、
彼は英雄となるわけだけど、、
『ジョニーは戦場へ行った』『キャタピラー』などで描かれた、
手足がなくなり、イモムシのような状態で帰還した兵士の末路に、
そのまま戦場で死にゆき、英雄と呼ばれた方が幸せだった人もいるんじゃないかと思ってしまった。
えーこ

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