jtokuno

ハクソー・リッジのjtokunoのレビュー・感想・評価

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)
4.2
久々のコテコテの戦争映画だった。
沖縄陥落の裏側に
こんなストーリーが
あったとは知らなかった。

主人公の複雑な心理というか、
人を救いたい気持ちがあって
兵士になる気持ちは、
今の自分では理解できない。

もっと他に活躍できる場があるのではと。

日米の戦争映画を観ると、
やっぱり心が痛い。
日本兵が撃たれるのは見てて辛い。

こういう映画を
ふわっと観てしまうと、
日米でスポーツをやっているような、
簡単にどちらかを
応援してしまいそうな感覚に
陥るので危険。

プライベートライアンばりの
生々しい描写には惹きつけられる。

平成も終わるし、
戦争が終わって
80年っていう節目も近づいてる。

平和な今だからこそ、
こういう映画をたまにみて、
今の時代のありがたさを
噛み締めた方がいい。

亡くなっていく
一人一人に人間の
一生、生活、家族がある。

人の命は鉄砲で一瞬のうちに
死んでしまうような
軽いものであってはならないと、
しみじみ思った。
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