良心的兵役拒否者で銃を持たない衛生兵デズモンド・ドスの活躍を描く実話を元にした戦争映画。
幼年期にとある過ちから「汝、人を殺すことなかれ」という宗教観を悟る。以降、揺るがぬ信念を持ち続け軍隊に志願するところからストーリーが開ける。
戦闘シーンは敵味方が至近距離からの撃ち合いと肉弾戦を展開し、脳髄が、手足が、腑が、四方八方に飛び散る凄惨なメル・ギブソン監督作品らしい容赦のないハードな描写で迫力あった。
デズモンドは師団が撤退後も一人で75人の負傷兵を助けたということで、そんなアホなことあるかいな‼︎と思ったが、実話なんですね、ハイ、ごめんなさい。
ということで、戦闘シーンは迫力あるがドラマ部分は結構大味な作りだったなー、というのが個人的な感想です。
過去にも高地陥落モノの戦争映画ありましたが、僕は「ハンバーガー・ヒル」と「シン・レッド・ライン」推しです。
