ゴリアテの憂鬱

ハクソー・リッジのゴリアテの憂鬱のレビュー・感想・評価

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)
3.4
第二次世界大戦時、アメリカの沖縄上陸作戦に従事したある衛生兵の実話をもとにした話。

良心的兵役拒否という制度が当時のアメリカにはあったらしい。
主人公は武器を持つことを拒否しつつも、みんなを助けたいという思いから陸軍に志願する。
成し遂げたことも凄いが、その平和的な姿勢が素晴らしい。

方や、敵として出てくる日本軍の御国の為なら死を恐れない精神は、当時のアメリカ軍にとっては不気味なことこの上ない。

前半の人間味溢れたストーリーから、後半の戦争シーンの描き方も見事。