ハクソー・リッジの作品情報・感想・評価 - 370ページ目

ハクソー・リッジ2016年製作の映画)

Hacksaw Ridge

上映日:2017年06月24日

製作国:

上映時間:139分

4.1

あらすじ

人を殺めてはいけない。そう強く心に決めていたデズモンド(アンドリュー・ガーフィールド)は、軍隊でもその意志を貫こうとしていた。上官(サム・ワーシントン、ヴィンス・ヴォーン)や同僚(ルーク・ブレイシー)に疎まれながらも、妻(テリーサ・パーマー)や父(ヒューゴ・ウィーヴィング)の助けを借りて、銃を持たずに戦場に行くことを許可される。そして、デズモンドは難攻不落の最終戦地“ハクソー・リッジ”での戦闘に…

人を殺めてはいけない。そう強く心に決めていたデズモンド(アンドリュー・ガーフィールド)は、軍隊でもその意志を貫こうとしていた。上官(サム・ワーシントン、ヴィンス・ヴォーン)や同僚(ルーク・ブレイシー)に疎まれながらも、妻(テリーサ・パーマー)や父(ヒューゴ・ウィーヴィング)の助けを借りて、銃を持たずに戦場に行くことを許可される。そして、デズモンドは難攻不落の最終戦地“ハクソー・リッジ”での戦闘に参加することになった。アメリカ軍が幾度となくハクソーの崖を登り制圧するも、敵のすさまじい攻撃に遭い、その度に撤退を余儀なくされる。敵の攻撃が続く中で、負傷した仲間たちが取り残されるのを見たデズモンドは、たった一人で戦場へ留まるというあり得ない決意をするが…

「ハクソー・リッジ」に投稿された感想・評価

Speechless.
I think this is the best movie I've watched in 2016 and it might be a masterpiece this year. This was directed by Mel Gibson(welcome back Gibson!) and his brand new war story. It's based on a true story that is about Desmond Doss who saved 75 American armies in Okinawa, Japan, during the most shocking and the bloodiest battle of WWⅡ, without carrying any weapons, never fired a bullet. It was too hard to see some of bloody scenes but it was such a touching and an amazing story, also unpretentious and much more realistic than the other his war movies. And Andrew Garfield gave a superb performance which couldn't be faulted. It was reminiscent of the movie "Nobi" which was filmed by Japanese film maker Shinya Tsukamoto. All what I want to say is... just watch this.

自分の中ではこれはアカデミー賞結構獲るんじゃないかと思う。本当にメル・ギブソンおかえりなさい。PatriotsもBrave Heartをも越える傑作です。どうしてこうも、メルギブソンの描く戦争ものは最高のものにしかならないのか。
ロケーションがオーストラリアじゃなくて本当に沖縄だったらもっと良かったなあ。
過去の経験とキリスト教の信仰に伴い、武器を一切持たないと誓い戦闘中は仲間を擁護するために全てを尽くしたアメリカ兵。アンドリューの迫真の演技には胸も心もぶちのめされました。主演男優賞ぜひとも獲って頂きたい。
塚本晋也の野火を彷彿させるリアルな描写、日本人としては少し複雑な面はあるけどこれは観るべき。
アメリカ兵にこんな心優しい青年がいて、日本兵はただただ殺戮兵器のように戦う姿があまりにも馬鹿馬鹿しく、羞恥に映った。あと日本人セコく描かれすぎ。笑
久々にギットギトの戦争映画観たし泣いた。かぴかぴ。観て良かった。

#hacksawridge #movie #war #okinawa #goldenglobes #melgibson #andrewgarfield #samworthington #hugoweaving #lukebracey #japsって呼ばれるたびにグサッとくる
aiminta

aimintaの感想・評価

4.6
At jupiters gold coast

AUSにていろんな人種でいっぱいの映画館で観る、日本が敵視点の戦争映画。

素晴らしい信念の形
JAmmyWAng

JAmmyWAngの感想・評価

4.5
この人、また凄いの撮ってる。

衛生兵を志願し、人を殺す事、武器を手に取る事を拒否するデズモンドが軍部や部隊から受ける様々な仕打ちと、それにより浮かび上がる信仰の強度、そして沖縄での凄惨極まる壮絶な戦争描写によって、フラストレーションの蓄積と解放がまさに暴力的なまでにドラスティックに為されていくんだけど、しかしそれは地獄の始まりであった、という沖縄での激戦。

まあとにかく戦争描写が凄すぎて、始まった途端に凍り付き、心情的には延々と続くように感じる阿鼻叫喚の光景に唖然としながらもひたすら魅入ってしまいました。

まさにこの世の地獄において、とにかく人命を救う事だけに己の全存在をかけて戦場を駆け回るデズモンドの姿は、信じ難い狂気に捕らわれているようでいて、本質的には揺るぎない神への信仰による輝きに満ちている。
その存在は地獄を生き抜くための光として皆に必要とされるようになるワケなんですが、分け隔ての無い圧倒的な信仰心の力強さと、それが人々の心の有り様を変えていく様には涙が止まりませんでした。

血と死体と硝煙にまみれた戦場の、狂っていくしかないような混沌の中でこそ、信仰は人を救うのだし、それを映画として表現するためには限り無く凄惨な戦争描写をする必要性があるワケですから、これはまさしくメル・ギブソン作品である、という感じの傑作でした。

映画館を出ると、北京はPM2.5で空気が白く霞んでおり、3M社製のフィルター付きマスクを装着しまして、沖縄激戦の一億分の一くらいの地獄に、自分もいるのかなあと思った次第です。
【The real heroes are buried over there.】

実話。

第二次世界大戦。激戦地だと言われた沖縄戦に武器を持たない1人の兵士がいた。その名はエドモンド・ドス。戦場下で人を殺すのを拒否し、銃を持たず衛生兵として負傷する兵士達を助けた。インタビューで彼は50人助けたと言っているが、周りの仲間達はその倍の100人助けたと言っていた。実際、75人以上の兵士を助けたと記録されている。

ドスはプロテスタントの一派の熱心な信徒であったことから、宗教的信念を理由に陸軍に入らなくても良かったのだが、皆が戦うのに自分だけ戦わないのは許せないと入隊する。
しかし彼は幼少期での兄弟喧嘩の一件や父親のアル中などによる問題の過去があり信仰含め、銃を持つことはおろか、人を傷つけたり殺したりすることも出来ない。

彼は「人を助ける」そのために入隊したのだ。
もちろん周りからは非難が殺到し、ドスが夜寝ている時に集団でリンチしたりなどする。しかしどんなに殴られても彼は殴り返さなかった。


後半。
いきなり始まる激しい戦闘シーン。
目を背けたくなるほどの衝撃的なシーンの連発。〝プライベート・ライアン〟の冒頭シーンも凄かったが本作は接近戦なので次々と人が死んでいく。血が飛び散り、肉片が飛び散り、まさに戦場といった感じだった。そしてその戦闘シーンがかなり長い。息を吐く間もなく見せられる残虐シーン。体が硬直する。

長い戦闘シーンの後、一旦休戦した両軍。
夜になっても生存者を探すドス。

しかし1番印象に残るのは翌日の戦闘シーンでアメリカ軍は一時退却するも、その中で1人だけ生存者を必死に探し1人でも多く助けるシーンだ。少しでも息があればすぐ駆け寄り処置をとる。さらには傷付いた日本兵(敵)にもだ。
彼にとっては敵も味方も人種も関係なく只々命を救いたかったのだ。

またラストの音楽が非常に悲しい。

エンドロールに入る前に本人達の写真と映像が流れる。ドスの名誉勲章授与式の写真が印象的だった。


余談として、
ドスが戦場に行く前に出会うドロシーという女性(後の妻)と映画館で初デートをするシーンが劇中あるのだが、そこで上映されたのがフランク・キャプラ監督が、戦時中に米政府から依頼されて国民向けのドキュメンタリー映画として製作した〝戦争の序曲〟である。戦争当時だからこその上映作品というのが分かる。



監督は〝アポカリプト〟10年ぶりのメル・ギブソン。彼のバイオレンス表現はさらに酷いものとなっていた。(勿論良い意味で)
名作〝ブレイブ・ハート〟から〝パッション〟〝アポカリプト〟と歴史物が続いているので次は〝顔のない天使〟のようなハートフルな作品を是非撮って頂きたいものだ。
主演はA・ガーフィールド。
〝アメイジング・スパイダーマン〟以降、低迷していた彼には助け舟のような作品。スコセッシの〝沈黙〟にも出演しているので彼の波がようやく来た感じだ。
演技も数段上手くなっていた。


終始重く、暗い。と言うよりかは前半と後半では全く違う雰囲気となっていた。前半は妻となるドロシーとの出会いや入隊してからの初日の訓練シーンなどは笑える部分もある。
なかなかバイオレンス描写が厳しい作品ではあるが観る価値はあるかと…。
EDA

EDAの感想・評価

4.6
メルギブソン待望の監督復帰作!太平洋戦争の中でも最大規模の戦闘となった沖縄戦を描いているため、多少の居心地の悪さを感じつつアメリカで鑑賞。
自分が日本人であることはひとまず置いておいて、戦争映画として超面白かった、、宗教的信条から武器に触れることができないため、衛生兵として戦地に向かうという主人公のバックグラウンドが丁寧に描かれるため感情移入もしやすいし彼が自らの役目を全うするシーンのカタルシスも倍増。
戦争という人殺しが当たり前になる状況下で"救命"という真逆の方法で闘う主人公の姿と信念の強さに涙。
隊員たちの人となりも手際よく紹介され、顔見知りたちがあっけなく死んでゆく戦争の悲惨さも際立つ。
リアルタイムで劇場鑑賞することにものすごく価値がある類の作品
戦いの火蓋が切って落とされた瞬間のマッドマックス的外連味たっぷりな演出が最高。
沖縄戦の直球そのものなスーパーゴア描写もいいけど、平和な日常生活にばら撒かれた死の種を拾い上げていく序盤が堪らなく好きだった。
宗教観や戦争映画への根本的な苦手意識が拭えなかったのは残念。
最後のアレは無かったことに。
さすがメル・ギブソンと言えるような作品‼︎

キリスト教を深く信じるアメリカの救護兵が殺さずをモットーに、銃を持たずに戦場で傷を負った兵士たちを助けて行く実話をもとに撮られた作品。

目を背けたくなるような残酷なシーンが次から次へと出てくる。


こんな作品を観ると心が痛くなり、自然と涙が出てくる…
Ali

Aliの感想・評価

4.5
WWⅡ沖縄戦で武器を一切持たずに、衛生兵として動いたデズモンド・ドスの実話を基にした映画。
信念を貫くことの尊さ。
敬虔なキリスト教徒だから、だけにせず武器を持たない背景を描いていて良かった。
戦闘シーンは過度な演出をするのではなく、凄まじさをリアルに伝えているようだった。激しくてわけわかんないのではなく、何が起きているのかきちんとわかるように丁寧に描かれていたと思う。
総じて素晴らしい作品だった。
サム・ワーシントン演じる隊長がかっこよかった。
なおみ

なおみの感想・評価

4.3
【ストーリー】
太平洋戦争。皆んなが戦場で命を懸けて戦う間、自分だけ家にいることは出来ないと思ったドス。キリスト教である自らの信仰にもとづき"人を殺さず"にという条件で兵役する。しかし人殺しや銃を持つことが当たり前の戦争で武器を一切、手にしようとしないドスを軍のメンバーは嫌がらせする。それでも自分の信念を貫き通し、ついに衛生兵としての出兵を認められる。負傷した仲間を自力で連れ出し大勢の命を救った勇敢な軍人を描いた実話物語。

戦争映画であるが、前半は主人公のキャラクターがよく見えるヒューマンドラマになってて戦争描写は想像より少なかった。でもその描写が強烈すぎて実質映画の半分もない戦争描写だけどインパクトが凄く、強く印象に残る。戦争の「恐ろしさ」より「悲しさ」を感じる映画だった。

苦難ばかり遭うが信念を曲げないだけでなく、「少しでも貢献したい」「人を助けたい」という強い気持ちとパッションがあるからこそ辛いことを耐える主人公には涙した。

大量の殺し、大量の死、大量の血が生まれる戦争にほんの少しの愛があるだけでここまでできるのかと思った。ドスが自分の信念を貫き通し絶対"変わらない"ことで周りが"変わる"という変化もあって、ドスが信じるものを信じることは出来なくても"彼のこと"は信じれるのかもしれない。
Mokun

Mokunの感想・評価

4.0
Seattleにて。

予告からずっと見てみたかった戦争映画。

太平洋戦争の沖縄本土決戦で武器を持たずに75人を救った一人の心優しく信念深い若者の話。

戦争に行くまでの経緯をしっかり描いているので主人公がなぜ銃に触れることすら拒んだのかという理由がわかりとても良い構成。

戦場の描写もドラマチックな魅せ方よりリアル路線(それでもイーストウッドの硫黄島作品に比べれば派手)。戦争は残酷なものだとグロテスクに魅せる。とても緊張感が出ていて手に汗握る展開にハラハラ。

この作品で敵として扱われる日本兵の日本語もとても自然だったし、銃剣やよく言われるnever give upの精神などハリウッドにしてはよく細部までしっかり描かれていて良し。

絶対に諦めらない日本兵は米兵からしたら相当怖かったんだろうな、、


日本人として見るべき作品だと思う。